YouTubeやVimeoのサムネイルを、より良いリンクプレビューに変える
SlackやX、WhatsAppのグループにYouTubeのリンクを貼り付けると、10回中9回はプラットフォームが勝手に選んだフレームがプレビュー画像として表示されます。目を半分閉じた瞬間だったり、真っ黒な画面だったり、動画の内容とは無関係などうでもいい一場面だったり。この画像は、多くの人が思っている以上に重要な役割を果たしています。誰かがスクロールする手を止めてクリックする理由の多くが、実はその画像だからです。クリエイターが選んだ本来のサムネイルを取得して、自分のシェアや投稿、記事のプレビューに使えば、この問題は30秒ほどで解決します。デザインソフトも不要、書き出し作業も不要、どのネットワークがどんなクロップを好むかを推測する必要もありません。
Open Graph画像が実際にしていること
Open Graphとは、Facebook、LinkedIn、Slack、Discordなどでこれまで目にしてきたすべてのリンクプレビューの裏にあるメタデータの仕組みです。Xでは「Twitter Card」と呼びますが、考え方は同じで、誰かがURLを共有した瞬間に、タイトル、短い説明文、画像が自動的に取得されます。この画像が不適切(ぼやけている、変にトリミングされている、あるいはそもそも存在しない)だと、ページ自体は問題なく動作していても、リンクが壊れているように見えてしまいます。逆にきちんと設定されていれば、誰かが一言も読む前に、その画像だけで説得の半分は済んでいるようなものです。リンクや埋め込み、記事で紹介する動画については、サムネイルこそがその画像として最適な選択肢です。もともと「再生したい」と思わせるために作られた画像だからです。
ネットワーク別、使うべきサイズ
Download Video Thumbnailは、YouTubeやVimeoから直接、1280×720、640×480、480×360、320×180、120×90という5つのJPGサイズを取得します。Open GraphやTwitter Cardのプレビューには、常に1280×720を選んでください。Facebook、LinkedIn、Xがリンクカード向けに推奨する1200×630に最も近く、5つの中で唯一、大画面や高密度なスマートフォンディスプレイでも耐えられるだけの解像度を持っています。小さいサイズにもそれぞれ役割があり、320×180や480×360はサイドバーのウィジェットや関連動画リストには十分ですが、フィードの中で全幅表示される可能性のあるプレビューには、HD版より下のサイズで妥協しないでください。
適切なサムネイルを取得する方法
Download Video ThumbnailにYouTubeやVimeoのURLを貼り付ければ、その動画の5つのサイズすべてを一度に取得できます。アカウントもログインも透かしも不要です。1280×720の画像を右クリックして保存し、サイトやCMSがog:imageタグに求める場所に配置してください。WordPressから静的サイトのフロントマターまで、ほとんどのプラットフォームはファイルパスかホスティングされたURLを求めるだけです。ページを公開するのではなく、ソーシャルネットワークに直接投稿する場合は、メタデータの設定は飛ばして、他の画像と同じようにJPGを投稿に添付するだけで構いません。このツールは公開されている動画しか扱わないため、非公開や限定公開のコンテンツに遭遇することはありません。つまり、実際に掲載する権利のある動画のサムネイルだけを取得すべきだということでもあります。すべてJPGで返されるので、公開前にフォーマット変換を心配する必要もありません。
いくつかの基本ルール
他人のサムネイルを再利用することと、その動画自体を再利用することは別の話です。あるクリエイターのコンテンツについて書いたり、リンクしたり、埋め込んだりする場合は、画像の近くに名前を明記してクレジットしましょう。短いキャプションや一行の説明で十分です。動画の実際の内容以上を約束してしまうようなサムネイルは選ばないでください。実際にはないものを匂わせるプレビューは、地味なプレビューよりずっと早く信頼を失います。一貫性にも気を配りましょう。フィードやブログの他のカードがすべて16:9のクロップを使っているなら、引き伸ばされたり変にトリミングされたりしたサムネイルは、悪い意味で目立ってしまいます。ここで扱う5つのサイズはすべてもともと横長で、Open Graphが想定する形式そのものなので、アスペクト比について悩む必要は一切ありません。そして動画が削除されたりリネームされたりした場合は、古いプレビューを放置せず、サムネイルを更新してください。
1分でできるワークフロー
YouTubeやVimeoで動画を見つけ、URLをコピーします。Download Video Thumbnailに貼り付けます。1280×720のJPGを保存します。og:imageタグ、CMSのサムネイル欄に設定するか、投稿にそのまま添付します。これで作業は完了です。ブログ記事でもニュースレターでも、誰かの動画にリンクする一度きりのツイートでも、手順は変わりません。